台湾国立清華大学特命教授
2024年3月から6月にかけて、台湾・国立清華大学芸術学院の「春之清華国際アーティスト駐校計画」に、タグチヒトシが招聘され、科技芸術研究所にて3ヶ月間の滞在制作と教育プログラムを実施しました。
国立清華大学は台湾を代表する総合研究大学であり、同大学芸術学院が推進する「春之清華芸術教育発展基金」の国際交流事業の一環として、科技芸術研究所の曽鈺涓教授の招きによりこのプログラムが実現しました。
滞在期間中は、表演芸術総監(パフォーマンスアート・ディレクター)として、デジタルメディア技術を活用した跨領域(クロスディシプリナリー)表現の可能性について、講義とワークショップを通じて学生とともに探求。アートグループ GRINDER-MAN での実践や、身体感覚とテクノロジーの関係性をテーマにした創作手法を共有しました。
「芸術と科技の関係」「感覚就是相信(Feeling is Believing)」「持続創造的規則」をテーマとした3回の特別講座を開講したほか、毎週火曜日には「跨領域表演実践創作工作坊(クロスディシプリナリー・パフォーマンス実践創作ワークショップ)」を担当。参加学生は表演芸術の製作プロセス、技術応用、身体表現と物語の統合について実践的に学び、6月初旬には各自が制作した跨領域作品の成果発表を行いました。
イッカクは本プロジェクトのプロディースおよびコンサルティングを担当しています。

春之清華国際アーティスト駐校計画
日時:2024年3月7日~6月6日
招聘機関:国立清華大学芸術学院 科技芸術研究所
招聘教授:曽鈺涓
支援:春之清華芸術教育発展基金(春之文化基金会)
活動内容:
・跨領域表演実践創作ワークショップ講師(毎週火曜18:30〜21:20、1学分)
・芸術専題講座3回
・学生作品成果発表の指導・監修(6月初旬)
関連リンク
日本藝術家Hitoshi Taguchi 駐校計畫(春之清華國際藝術家駐校計畫)
国立清華大学芸術学院